2008年7月1日火曜日

小学校1年生の頃(友達)

 さて、ここまでは、息子から何も教わっていない(当然)。しかし、後から考えるとこの時のコーチの指導方法からは教わることが結構ある。
 1年の時の主要メンバーは、Yト、Hメ、Tヤ、息子の4人である。この4人のうち、Tヤを除く3人は、6年生まで一緒にサッカーをやった仲間であるし、メンバーが4人しかいなくて、試合にも出れないのでは?と悩んだ仲間である。Tヤは残念なことに途中で関西方面に引っ越してしまったが、サッカーは続けていた。
 話を元に戻すと、結局、サッカーが好きなこの4人は1年生の時にメンバーが増えたり減ったりする変化の中でもサッカーが好きになり、続ける事をさせてくれたのは、コーチがサッカーを好きでそれを上手く子ども達に伝えられた結果だと思っている。子どもの親としては、感謝に絶えない。
 今になって、スポーツが上手くなる為には(サッカーに限ったことではないが)、指導者の力が大きいことを痛感させられている。是非、Yト、Hメ、Tヤ、息子達が高校サッカー選手権に出て、一緒に応援したいものである。
 この子らの1年生の頃の俺の印象は、
Yト:上手い、周りが良く見えている。性格は温和で人当たりが良い。キャプテンタイプ
Hメ:物凄く優しい気持ちを持っているきかん坊、周りをリードする。キャプテンタイプ
Tヤ:だみ声。周りにあわせるのが上手い。自己を持っている。副キャプテンタイプ
息子:やさしい。協調性があり、争うことが嫌いだが、しつこい嫌がらせには反撃する。副キャプテンタイプ
 この中で、俺の予想に反してキャプテンになったのは、Tヤだけだと思う。
 実は、この中でYト以外は同じ幼稚園で一緒に幼稚園のスポーツクラブでサッカーをやっていて、小学校に入ったら一緒にサッカーをやると約束していたことを知るのは、俺が、サッカーに顔を出す彼らが2年生になってからの事であった。それまでは俺がサッカーをやらせていたと思っていた。
 そんな小さい頃の息子とサッカーボールを持って、相模原公園に遊びに行った時、縁があるとしか言いようがない出来事があった。それは、小学生の中学年と高学年とおぼしき子が2人でサッカーのアップ(片方がボールを投げて、片方がキックやヘディングで相手に返す)をやっていた。その時、2人が上手いので、サトに速くああいうようになりたいな。と言った。
 息子は目を光らせて、彼らから目を離さずに「うん」と言ったのが今でも印象に残っている。
 後からコーチに聞いた事だが、なんとこの2人がサトのコーチの2人の息子であった。本当に世の中は狭いと感じた一瞬であった。