2008年7月15日火曜日

1年生の息子から教わったこと

 これは息子からと言うより、コーチからだと思うが、とにかくサッカーに関してはコーチに任せる。そして、息子とコミュニケーションをするために、パスの自主練習の付き合い、サッカーに関して思っている事を聞く事(この場合、押し付けはいけないのだが、この段階で、ばか親の俺は理解していなかった。)、コーチにこう言われたけど判らない事などを聞いてあげる事が必要だと思っている。サッカー経験の乏しい親は、訳の判らない事を息子に言う前に、コーチの言っている事を理解することが重要であると思う。
 しかし、コーチとて人間である訳だし、サッカー経験に関しても、GK経験者、DF経験者、MF経験者、FW経験者により、サッカーに関しての見方は違うと思うし、ポジション以外でもコーチングに関しては、勉強している内容・方法により十人十色である。親はこどもが判らなくて悩んでいるような時は、コーチにそれとはなく相談してみるのも手である。
 サッカーに限らず、人と人とのコミュニケーションは大切であると思う。
 それまでは、学生の頃からの友人や会社関係の友人しかいなかったが、息子がサッカーを始めてからは、途端にサッカーキッズの親父と言う仲間が出来た。人と関わりの広がりを経験できた。これも、息子のおかげと言ってよいと思う。
 この仲間と言うのは、親父達はチーム・トレセン等があり、息子はチーム・トレセン・スクール更に対戦相手というように広がりを見せるものでもあった。

 1年生の息子から教わった事:人と人の関わりの重要性

2008年7月2日水曜日

今の知識があったら(小学校1年生)

 今でこそ、小学校5、6年と相模原選抜(これは、相模原トレセンの中から試合によって選抜され、試合に出た。代表的な試合は、神奈川県のさわやか杯(2連覇中)、関東選抜サッカー大会(フジパンカップは、前半、後半は全て違うメンバーが原則であるので、メンバーは最低22人)であるが、小学校1年生の頃は、パス練以外は、あまり息子の役に立たなかった。
 もし、今、奴の弟がいたら、面白くしながら、できるだけ強く打ったボールのトラップができる事を意識した練習をする思う。トラップは、ゴールデンエイジ前のほうが身に着く。
 世の中、誤解があると思うが、ゴールデンエイジは自主的なスキルが身に着くのである。トラップのような他己的なものは、もっと小さいときからの経験が大きい。これは、俺が、北海道の富良野市生まれで、スキーで転ぶ事は思いつかない事と同じである。(普通の人も歩いていて転ぶとは思わないでしょう。それと同じなのである。)
 もし、貴方の息子が、3年生かそれ以下であれば、パス練を欠かさず行い、少しづつ強い球に慣れさせたほうが、4年生以上なった時、技術の差が出てくると思う。但し、素質が普通の子であれば、スクールなどに入れ、サッカーの技術を教える事も必要である。少なくとも、4年生でろくなトラップが出来ないのにトレセンに入るなんて愚かな事を考える親馬鹿にはなるべからずである。
 もし、息子がこの時期に団子の中でボールを取る事を覚えていれば、更に上の技術を身につけていたと思う。現在、息子の弟は俺も家内も作る事は不可能なので、サッカーの天才時は別のところで現れるのだろうと思う。

2008年7月1日火曜日

小学校1年生の頃(友達)

 さて、ここまでは、息子から何も教わっていない(当然)。しかし、後から考えるとこの時のコーチの指導方法からは教わることが結構ある。
 1年の時の主要メンバーは、Yト、Hメ、Tヤ、息子の4人である。この4人のうち、Tヤを除く3人は、6年生まで一緒にサッカーをやった仲間であるし、メンバーが4人しかいなくて、試合にも出れないのでは?と悩んだ仲間である。Tヤは残念なことに途中で関西方面に引っ越してしまったが、サッカーは続けていた。
 話を元に戻すと、結局、サッカーが好きなこの4人は1年生の時にメンバーが増えたり減ったりする変化の中でもサッカーが好きになり、続ける事をさせてくれたのは、コーチがサッカーを好きでそれを上手く子ども達に伝えられた結果だと思っている。子どもの親としては、感謝に絶えない。
 今になって、スポーツが上手くなる為には(サッカーに限ったことではないが)、指導者の力が大きいことを痛感させられている。是非、Yト、Hメ、Tヤ、息子達が高校サッカー選手権に出て、一緒に応援したいものである。
 この子らの1年生の頃の俺の印象は、
Yト:上手い、周りが良く見えている。性格は温和で人当たりが良い。キャプテンタイプ
Hメ:物凄く優しい気持ちを持っているきかん坊、周りをリードする。キャプテンタイプ
Tヤ:だみ声。周りにあわせるのが上手い。自己を持っている。副キャプテンタイプ
息子:やさしい。協調性があり、争うことが嫌いだが、しつこい嫌がらせには反撃する。副キャプテンタイプ
 この中で、俺の予想に反してキャプテンになったのは、Tヤだけだと思う。
 実は、この中でYト以外は同じ幼稚園で一緒に幼稚園のスポーツクラブでサッカーをやっていて、小学校に入ったら一緒にサッカーをやると約束していたことを知るのは、俺が、サッカーに顔を出す彼らが2年生になってからの事であった。それまでは俺がサッカーをやらせていたと思っていた。
 そんな小さい頃の息子とサッカーボールを持って、相模原公園に遊びに行った時、縁があるとしか言いようがない出来事があった。それは、小学生の中学年と高学年とおぼしき子が2人でサッカーのアップ(片方がボールを投げて、片方がキックやヘディングで相手に返す)をやっていた。その時、2人が上手いので、サトに速くああいうようになりたいな。と言った。
 息子は目を光らせて、彼らから目を離さずに「うん」と言ったのが今でも印象に残っている。
 後からコーチに聞いた事だが、なんとこの2人がサトのコーチの2人の息子であった。本当に世の中は狭いと感じた一瞬であった。