2008年6月29日日曜日

小学校1年生の頃

 息子は大きくてころころしていたな~。このころは類に違わず、チームは団子サッカーだったが、奴は団子の中には入っていけない子だった。内股で大きい割にはすぐこけた。
 母が運営委員をやっていたが父はあまりグランドには行かなかった。
 チームの人数は4人→8人→4人と変化し、これでは、試合には出れないな~と心配したりもした。
 この頃母は、このチームは強いってことになっているという噂を聞いてきた。幼稚園時代の子の母たちからの情報だと思っていたので、「何でやっと10人になったばかりのチームが強いんだ。そんな訳ないだろ」と笑い飛ばしていた。
 息子はサッカーが好きになっていたようで、風呂でサッカーについて話すと今日はパスをしたとかドリブルをしたとか楽しそうに話していた。
 1年から2年に上がる前にやっと10人になり、練習試合ができるようになった。このとき対戦した相手がその後6年間のライバルになるとは誰もこの時点では思わなかったのではないか。
 この試合では、チームのゴールキーパーが決定した。なぜならこの子はキーパーがやりたいと最初から言ったという。ゴールキーパー選びでは、大抵のチームが迷うのだろうが、このチームはそれがなかった。また、このキーパーがセンターバックとしてサトを指名したのでサトはセンターバックになった。1年生の時点では、不思議なことにポジション争いが全くなかった。
 しかし、俺は、この時は息子のバックがあまり気に入らなかった。なぜならサッカー素人の俺はバックでは得点に絡まないので、息子がサッカーを好きではなくなるのではないかと思った。また、この当時はまだ親ばかだったので、得点に絡まないと俺が面白く無かったなのかもしれない。
 ちなみに今は、親ばかではなく、馬鹿親である。この2つの定義を俺なりにしていて、
 親ばかは、子の実力も考えずに子が一番と考え、試合も見に行かずに何で自分の子が・・・と思う親。  馬鹿親は、子の実力を把握はしているが、何とかそれ以上にしてやりたくて子の試合を頻繁に見に行き、勇気、元気とプレッシャーを与える親である。
 まあどちらも子どもの為に馬鹿になれるのだから良いが、親父には、ことサッカーならば馬鹿親になることを薦める。息子とのコミュニケーションが格段に図れることになること間違いなしである。特にサッカー素人父は馬鹿親になるべしである。